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■ 「なんや、校長か?!」2025. 5.20

 トップページにも書きましたが、6時間目の1年生の授業参観には、小学6年生のときの担任の先生方がたくさん来てくださいました。平日ということもあり、おそらく5時間目の授業と帰りの会を終えて、大急ぎで駆けつけてくださったのだと思います。4階の1年生フロアには、時間差で先生方が次々と訪れてくださったようです。ありがとうございます。
 1年生の生徒たちは、久しぶりに小学校の先生に会えるということで、黒板よりも廊下の方を見ている時間のほうが長かったかもしれません。顔なじみの先生を見つけると、会釈をしたり手を振ったりと、笑顔を見せる生徒が多く、小学校時代の先生と児童の関係がとても良好だったことがうかがえました。子どもたちはウキウキ、ワクワクしていて、いつもより少し落ち着きのない授業になったかもしれません。

 私も授業が始まって5分ほどしてから4階の1年生フロアに向かいましたが、生徒たちは「次は誰が来てくれるのかな?」と期待に胸を膨らませながら、廊下を通る人の姿を確認していました。そんな中、私の姿を見つけると、「なんや、校長か!?」という落胆の声が聞こえてきたような気がしました。それでも、そんなふうに素直な反応を見せてくれる子どもたちの姿に、思わず笑ってしまいながら、「いやいや、校長もちゃんと見に来てるんやで」と心の中でつぶやいたのでした。