本校では、近隣の大学から学生ボランティアを受け入れ、瀬田中学校で理科や数学の授業、部活動指導の補助を行ってもらっています。このような取り組みは、学生ボランティアにとっても中学生にとっても大変有意義なもので、ボランティアに来てくれる学生は、将来教員を目指しており、実際の教育現場での経験を積むことでスキルを磨き、また、中学生にとっても大学生という身近な模範となる存在と接することで学習意欲が高まり、将来の進路について考える良い機会となっています。また、部活動の指導補助を通じて、学生ボランティアは異年齢の生徒とのコミュニケーション能力を養うことができ、これらのスキルは教員としてだけでなく、社会人としても重要です。本校では今後も学生ボランティアの受け入れを積極的に行い、近隣大学との連携を深めていきたいと考えています。
ところで、学生ボランティアを受け入れる前に、校長と学生ボランティア担当の事務の伊藤さんとで面接を行います。3回生の学生さんが多いのですが、どの方も大学卒業後の進む道をはっきりと持っており、いつも感心しています。ついつい同年代の自分の息子と比べてしまい、こうやってボランティアに来てくれる学生は、みんなしっかりしているなぁと感じます。そして、自分の息子のことを思い、ついつい小さくため息をついてしまいます。「よそはよそ、うちはうち」と自分に言い聞かせながらも、やはり心配してしまう父としての自分がいます。しかし、自分自身のことを振り返ると、高校も大学も教師になることも親に相談したかといえば、全くだったので、遺伝ちゅうたら遺伝やし、しゃーないのでしょう。まあ、息子とはいえ、自分の人生ではないのですから好きにしたらええのですが、やはり心配はつきまないものです。
※写真は、中庭の像ですが、台座を高圧洗浄機できれいにしました。みんな気がついてくれるかと思えば、反応はイマイチで、台座がきれいになったことより、像の顔にかかった白い鳥のフンの方が注目されて・・・さみしいです。秋深しです。
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