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■ 残食を減らす作戦!2024. 9.25

 校長の仕事に検食というものがあります。給食の安全性を確認するために、生徒が食べる30分前には校長が給食に異物や異臭などがないかを確認し、その結果を記録する作業です(ちなみに、その記録は5年保存されます)。瀬田中でも検食をしていますが、前任校と大きく違うのは、サラダや蒸し野菜などの歯ごたえが圧倒的に良いことです。コールスローサラダやおひたしなど、野菜の食感がベチャっとしていなくてとても良いのです。市の教育委員会でたまたま知り合いの栄養教諭にその話をしたところ、どうやら東部調理場にだけ、野菜をゆでるのではなく蒸すマシンがあるため、歯ごたえが違うのだと説明を受けました。毎日、おいしく検食させていただいております。(検食は校長の仕事の一環ですが、給食費はちゃんと払っておりますので念のためにお知りおきください。)

 さて、毎日おいしくいただいている給食ですが、残念ながら瀬田中学校では残食がとても多いのです。これは非常に残念なことです。給食は栄養バランスが考えられた食事であり、生徒たちの健康を支える重要な役割を果たしています。
そこで、本校の久木元栄養教諭が残食を減らすためにいくつかの作戦を考えました。残食が多い理由の一つに、「食べる時間が少ない」という問題があります。これは「準備が遅い」ことに起因し、「4時間目終了後の動きが良くない」ことが原因とされています。もう一つの理由は、給食当番が「足りなくなったら困る」と思って少なめに配膳するため、結果的に残ってしまうということです。
 そこで、作戦1として「キュー○ー3分クッキング」のような音楽をかけて「早くしよう!」と意識づけをすることや、作戦2として、配膳例の写真を掲示して適量な配膳量を示すことで、うまく配りきれるようにするという作戦を考えました。近々作戦が決行されると思います。
 これらの取り組みを通じて、残食を減らし、みんなが給食をもっと楽しんで食べられるようにしていきたいと思います。みなさんのご協力をよろしくお願いいたします。

追記:給食の食材からこんにゃくがなくなると、個人的には100%満足なんですけどね。