いよいよ2学期がスタートしました。台風10号の影響で雨が強く降っていましたが欠席者以外はほとんど遅れることなく元気に登校してくれました。
1時間目に始業式をおこないました。校歌斉唱の後、私からの話、生徒会長の話、生徒指導担当の話、表彰伝達がありました。1学期に引き続き話をしている人に体を向け集中して話を聞くことができました。素晴らしいです。良いスタートを切ることができました。
2学期の始業式での私の話は次の通りです。 「みなさんおはようございます。今年の夏は例年にない厳しい暑さが続きましたが、体調を崩さず元気に過ごすことができましたか。夏休みの想い出をたくさんつくることができたでしょうか。8月8日に発生した宮崎県沖の地震の後、南海トラフ地震の「臨時情報(巨大地震注意)」が発表され不安の中で生活していた人もいたのではないでしょうか。台風10号が近づいていますが自然災害はいつどこでおこるかは分かりません。備えだけはしっかりして安心して平常の生活をしましょう。
夏休みには大津市夏季大会、通信陸上、滋賀県吹奏楽コンクール予選、滋賀県夏季大会、近畿大会がおこなわれました。できる限り会場に足を運び真野中生の頑張りに声援を送りました。真野中生はチームが一つになり最後まであきらめずに全力を出し切りました。サポートや応援も懸命におこないました。陸上競技部が3種目で近畿大会に出場しました。おめでとうございます。3年生のみなさん3年間の部活動本当にお疲れさまでした。3年生の思いは1・2年生が受け継いでくれます。
また、8月3日に真野北サマーフェスタが開催され美術部が看板づくり、吹奏楽部がステージ発表、生徒会が模擬店で活躍しました。地域のみなさんに大好評でした。お疲れさまでした。
そして、この夏休み中にパリオリンピックが開催されました。今回のオリンピックでたくさんのワクワクやドキドキをもらいました。みなさんが印象に残っている競技や感動した場面はありましたか。選手のみなさんは想像できない努力を積み重ね、それが結果につながった選手も結果につながらなかった選手もいました。しかし、積み重ねてきた努力が無駄ではなかったことを、どの選手も口にしています。開会式と閉会式で旗手を務めたブレイキンの半井重幸選手はメダルには手が届きませんでしたが試合後の4分間に及ぶインタビューがとても印象的でした。その一部を紹介します。「このブレイキンっていうものに出会ったことで、僕の人生がいい方向に、次の日から生まれ変わったような、そういう感覚があるので、その稲妻≠1人でも多くの人に、世界中の見ている子どもたちだったり、特に次世代の子たちには、こういった姿を見せて何か始めるきっかけであったりとか、自分がやっているスポーツだったり、夢中になっているものに全力で挑みたいっていう風なモチベーションを与えられたら、僕はすごく幸せですし、僕が頑張る意味があるかなと思います。」と熱く語りました。1学期の終業式で話をしましたが、「継続は力なり」です。進路、学習、部活動、習い事・・・それぞれの目標を定めその実現に向けて挑戦し努力を積み重ねてください。パリパラリンピックが開幕しました。アスリートから「元気」と「勇気」をたくさんもらいましょう。
いよいよ2学期のスタートです。2学期は行事が目白押しです。来週からは真野フェスタ「文化の部」の取り組みがスタートします。「文化の部」では合唱コンクール、学級旗、学年発表に取り組みます。とりわけ合唱コンクールはクラスの仲間とつくりあげる大切な作品づくりです。歌の得意、不得意はあると思いますが、仲間を信じて仲間と協力して最高の歌声を体育館に響かせてください。また、1学期の終業式で「今まで以上に『誰もが居心地のいい学校』にしていくために、自分たちがどのようなことができるのか、自分たちが何を大切しなければならないのかを考えてみましょう。考えたことを2学期に言葉や行動に移してみましょう。」と話をしました。言葉や行動に移すことができる絶好の機会が真野フェスタの取り組みです。「ありがとう」「いい感じ」「大丈夫?」「手伝おうか」心温まる言葉や行動は仲間とのつながり、クラスの絆が一気に深まり「誰もが居心地のいいクラス、学年そして学校」を実現していきます。 2学期もみなさんと先生たちで「誰もが居心地のいい学校〜生徒ファーストの学校づくり〜」を進めていきましょう。」
昨日から「校長室より」を再開しました。また、お読みいただければ幸いです。
|