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■ 若手教員育成訪問2024. 7. 9

 今日の2時間目、3時間目に若手教員育成訪問がありました。教職経験3年目となる西村彩音教諭が2時間目に自分が担当している3年1組で研究授業を行いました。授業の内容は「化学変化とイオン」のところでした。

 今日の授業のめあては「酸性とアルカリ性の水溶液を混ぜると中性になるなる理由をイオンのモデルを用いて説明しよう」でした。いくつかの実験を行いながら、それぞれの実験の観察や考察、結果について説明する授業の展開でした。

 酸やアルカリ性の化学物質やイオンの基本的な知識やBTB溶液による色の変化、や酸やアルカリの溶液にマグネシウムを入れるとどのような変化が見られるかなど、既習事項も組み合わせながら授業はテンポよく進んでいきました。

 化学の実験は何かしらの化学変化が必ずあらわれるので生徒も興味をもって主体的に実験に取り組んでいました。変化があらわれると素直に声に出していました。

 今回の授業のメインは塩酸にBTB溶液を入れて黄色になっている溶液に水酸化ナトリウムを少しずつ入れていく実験でした。何色になるのかを予想し、実際に確かめました。色は青色に変化しました。青色に変化した理由をイオンのモデルを使い説明するのが最後の課題でした。

 3年1組はいつも通りの反応でいつも通りのほのぼのとした授業でした。いくつかの実験を取り入れながら、視覚にとらえることができる工夫もして、テンポよく授業が進んでいきました。授業で大切なのはやはり教師と生徒の信頼関係だと実感しました。若手教員育成訪問お疲れさまでした。指導助言していただいた教育センターの先生ありがとうございました。