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■ 梅雨明け2025. 6.30

 今年は6月9日(月)に梅雨入りしました。梅雨入りと同時に激しい譜目が降り続きことはどれだけ雨が降るのかが心配されましたが、次の週は梅雨が明けたかのように「腫れ」の天気が続きました。そして、先週は再び梅雨空に戻り木曜日までぐずついた天気が続きました。

 そして金曜日はからっと晴れ、観測史上最も早く梅雨が明けました。土曜日、日曜日は昼間の気温は高いものの湿度が低かったせいか、日かけでは気温ほど暑く感じませんでした。

 今日は蒸し暑さも加わり気温がぐんぐん上昇しています。今日も朝から生徒の一人が「どうして夏がこんなに早くやってくるんだ」と嘆いていました。気持ちは十分わかります。

 梅雨明けが早いと心配なことが2つあります。一つは厳しい暑さです。梅雨が明けると真夏の太陽が照りつけて気温が急上昇します。今年は「真夏」の訪れが早く、いつもより長い期間「真夏」が続きます。熱中症だけでなく暑さによる体の疲労が心配です。バランスのとれた栄養、十分な睡眠、こまめな水分補給、クーラーの効果的な活用、日傘や帽子の活用を心がけてください。

 もう一つ心配なのは水不足です。今年の梅雨はまとまって雨が降る日も多くありましたが、例年の梅雨の期間に比べて雨量は少ないです。雨量が少ないと農作物への影響が心配です。米や野菜の価格の上昇が問題になる中で農作物への影響が出ないことを願います。また、私たち滋賀県民には琵琶湖があるので安心ですが飲料水や生活用水に困る地域も出てきそうです。どうか恵みの雨が時々降りますように。