新学期がスタートしました。8:00からの新しいクラス発表に多くの生徒がいつもより早く登校しました。新しいクラスが張り出されると、あちこちで歓声がわき上がりました。 朝の学活の後、体育館で新任式・1学期の始業式を行いました。新任式では転出された3人の先生の紹介と新しく真野中学校に来ていただいた5人の先生の紹介をしました。生徒会長から「真野中学校に1日でも早くなれて真野中学校を一緒に素晴らしい学校にしましょう」と歓迎の言葉がありました。 始業式では、私からはの話と生徒会の代表の決意がありました。始業式の最後に2・3年生の所属職員、部活動担当の紹介がありました。今年度のスタートは真野中生は静かにそして良い緊張感を持って式にのぞむことができました。それぞれの話や学年担当・部活動担当の紹介の時には自然と温かい拍手がおこりました。「真野中生は、やっぱり良いなぁ」と思いました。
始業式の私の話を紹介します。 「令和7年度が始まりました。2,3年生は進級をして、新しいクラスでのスタートです。午後から新入生を迎えて、また新しい真野中学校の歴史を刻むことになります。期待と希望を胸に、みんなで新たな第一歩を踏み出しましょう。 私は、教頭として3年、校長として2年、合わせて真野中学校の勤務が5年目を迎えました。今年度も真野中学校のけん引役として、明確なビジョンをもって、着実に学校づくりを進めていきたいと思います。 今年度のスローガンは『「誰もが居心地のいい温かな学校〜「生徒ファースト」の学校づくり』です。昨年度のスローガンに「温かな」を加えました。今年度の生徒数は299名、学級数は特別支援学級を含めて13学級です。昨年度よりも2学級増えました。真野中学校では、一人ひとりの生徒を徹底的に大切にするため、一人ひとりの生徒に温かく寄り添い、真剣に向き合います。一人ひとりの生徒が安心して過ごし、主体的に学習に取り組み、生き生きと生徒会活動・行事・部活動に取り組むことができる学校づくりを進めるため、一人ひとりの生徒を一番に考えた教育活動を実践していきます。 4月1日に先生方にも「一人ひとりの生徒を大切にしてほしい」と話をしました。実際に学校でできることには限界があるかもしれませんが、みなさんの家族、地域と協力をしながら、学校目標にも掲げている「心豊かでたくましく、社会を生き抜く力を育んでいく」ために全力で取りくんでいきます。 2年生は新入生を迎えて先輩となります。2年生は「中堅学年」と呼ばれます。「中堅」とは集団の中で、新人ほど未熟ではなくベテランほど充実していないが、とにかく、「伸びざかり」というか、一番成長しようと努力している人を言う言葉です。中堅が活躍する集団はフレッシュでパワーにあふれ、最も理想的な集団になると言われます。授業はもちろん部活動や生徒会活動で2年生が活躍すれば、真野中がパワー全開、活気のある中学校になるはずです。大いに成長を期待しています。 3年生は、これからがとても大切な1年間になります。3年生は一人ひとりがものすごいエネルギーをもっています。そのエネルギーを正しい方向に上手く発揮できれば少しのことでは揺らがない安定した土台をつくることができます。また、3学期の終業式に「過去は変えることはできないが、自分と未来は変えることができる」と話をしました。3年生になった今が自分を変える大きなチャンスです。1年後の自分の進路、未来の自分をイメージして肩肘張らずに自分らしく目標に向けて日々の努力を重ね、後悔のない1年にしてください。心から応援しています。 それでは、校訓である「感謝・誇り・責任」を胸に刻み、「ありがとう」を大切にして、自分と真野中学校に誇りを持ち、責任のある発言や行動を心がけて「誰もが居心地のいい温かな学校」「誰もが大好きな真野中学校」をみなさんと先生たちでつくっていきましょう。これから1年間よろしくお願いします。」
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