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■ 3学期終業式・令和6年度修了式2025. 3.24

 本日、体育館で3学期終業式・令和6年度修了式が行われました。校歌斉唱・校長のあいさつ・生徒会の発表・各学年の発表・生徒指導からの話がありました。

 式の中で私が話した内容です。
 「1年生、2年生のみなさんおはようございます。いよいよ今日は3学期そして令和6年度の最終日を迎えました。また、4月から仲間とともに学校生活を過ごしてきたクラスとも今日でお別れです。
 令和6年度はみなさんにとってどのような1年でしたか。日頃は毎日の生活に一生懸命で立ち止まってじっくり考えることはできませんが、何かの終わりや始まり、節目節目に自分が歩んできた道のりをふり返り整理することはとても大切です。頑張ったこと、もう少し頑張った方がよかったこと、あのときああしたらよかった、あれをしなかったらよかった・・良かったことも、良くなかったことも、すべて受け止めて、次にどうしていくのかを考え、行動に移していきましょう。ノーベル賞を受賞した野口英世さんも「過去を変えることはできないし、変えようとも思わない。なぜなら人生で変えることができるのは自分と未来だけだからだ」と言葉を残しています。4月から新たな気持ちでスタートできるように、ぜひ、この1年間をふり返る機会をつくってください。
 また、1学期の始業式・入学式で今年の真野中学校のスローガンは「誰もが居心地のいい学校〜生徒ファーストの学校づくり〜」だと話をしました。「誰もが居心地のいい学校・クラス」になったでしょうか。今一度、自分の胸に手を当てて自分はどのように感じたのかを静かに振り返ってみてください。誰もが安心・安全に自分らしく生活できたでしょうか。誰もがのびのびと話をしたり、行動できたでしょうか。誰もが嫌な思いをしたり、辛い思いをしなかったでしょうか。自分勝手な行動や発言はしなかったでしょうか。周りの仲間への温かい言葉がけを心がけたでしょうか。どうでしたか。
これからも校訓である「感謝・誇り・責任」を胸に刻み、「ありがとう」を心がけ、自分と真野中学校に誇りを持ち、責任のある発言や行動を心がけて「誰もが居心地のいい学校」を真野中のみなさんと先生たちでつくっていきましょう。
 1年生のみなさんは、4月から新入生を迎えて先輩となります。中堅学年となり、自分のエネルギーをたっぷりと蓄え、力を発揮し、失敗を恐れずにいろいろなことに挑戦し1年生の時よりも頼もしい姿を見せてください。大いに成長を期待しています。
 2年生は、真野中学校の「顔」です。新たな真野中学校の歴史をつくるリーダーとして、後輩を引っ張っていってください。「さすが先輩!」と言われる存在となってください。1年後には自らの進路を自分でしっかりつかみ取れるよう、日々の努力を重ねてください。心から応援しています。
 最後にみなさんにお知らせがあります。4月1日から体育館の空調設備=エアコンの設置工事が始まります。7月から使用できる予定です。工事が始まると体育館の一部が使用できなくなります。授業や部活動で不自由をかけることがあると思いますが協力をお願いします。
 明日から春休みに入ります。春休みは1年間の中でも本当に心地よい季節を迎えます。4月から「よしっ、やろう」という気持ちになることができるようにリフレッシュしてエネルギーをたっぷり充電してください。それでは、4月9日にみなさんの元気な顔に出会えることを楽しみにしています。1年間お疲れさまでした。」

 保護者のみなさま、この1年間、真野中学校の教育活動へのご理解・ご協力ありがとうございました。至らぬことがたくさんあったと思いますが保護者のみなさまの温かなお力添えのおかげで今日の日を迎えることができました。令和7年度も教職員で力を合わせ「誰もが居心地のいい学校〜生徒ファーストの学校づくり〜」を進めてまいります。日々の不安や疑問点、感じておられること等がありましたら遠慮なされずにご連絡ください。令和7年度も引き続きよろしくお願いします。