上田上小学校 校内研究

T 研究主題


           自ら学び、ともに伸びる子ども
    〜豊かなコミュニケーション能力を育てる英語活動〜

U  主題設定の理由

 本校の児童は、素直で、小規模校の良さである学年の枠を超えて触れ合う活動も多く、
異年齢集団で互いに学び合い表現し合う機会に恵まれている。

 しかし、人前で話すことが恥ずかしいために苦手な児童やどのように話したらいいか分
からない、相手や場を考えた話し方が身についていない児童も多く見られる。

 そこで6年前から研究主題を「自ら学び、ともに伸びる子ども」とし、この3年間は、
サブテーマとしてコミュニケーション能力の向上をめざして取り組んできた。

 昨年度は基礎・基本を明確にした授業づくりと話し合い活動における場の設定や教師の
支援について研究し、コミュニケ−ション能力の向上をめざした。そして、話し合いのル
ールや思いを伝え合う力を全教育活動で意図的、系統的に設定する大切さを痛感した。

 さて、本年度は、サブテーマを豊かなコミュニケーション能力を育てる英語活動と設定
した。本校は、国際教育の一環として、総合的な学習の時間で「英語活動」に積極的に取
り組んできた。2年間を1サイクルとする年間指導計画や教材教具の開発を進め、昨年度
は、文部科学省の
小学校における英語活動等国際理解活動推進事業の拠点校として研究成
果を発信した。
英語活動を中心に据えたのは、5年間、共に活動したALTが代わること
と、ALTに頼りすぎたため教師の指導力にばらつきがあること、また、新学習指導要領
から総合的な学習の時間に外国語が必須になることから英語活動のさらなる充実に努めた
いと思ったからである。

 社会の国際化が進み、児童を取り巻く状況がめまぐるしく変化する昨今においては,児
童に,互いに尊重し合う心を持ち誰とでも積極的に交流できる豊かなコミュニケーション
能力を培うことが求められている。コミュニケーション能力を育成するには、人の言うこ
とをしっかり聞いて、自分の思いを相手にわかるように話していく力をつけることが大切
となる。そのことは、言葉が違っていても互いを認め合い、豊かな心を持ち、学び合うこ
とであり、学級づくりにもつながる。これまでの取り組みを生かし,より一層の豊かなコ
ミュニケーション能力の育成を目指すために、教師の指導力向上、質の高い楽しい活動を
創り出す教材教具の開発、中学校と連携を考えながら、指導体制や指導方法の工夫につい
て研究を進めていきたい。