回転速度体験機

ここでは、回転速度の変化を体験します。
回転台に乗って支柱(しちゅう)を持って立ち、軽くテーブルを蹴(け)って回転させます。乗っているときの姿勢(しせい)(手を広げたり、小さくなったりなど)を変えると、回転速度が変わるのを体験できます。

回転速度体験機詳細資料

回転速度体験機

回転速度が変化する理由

これは、「外から力がはたらかない場合、角運動量(かくうんどうりょう)(※)は常(つね)に一定である」という【角運動量保存(かくうんどうりょうほぞん)の法則(ほうそく)】に関係しているのです。「角運動量(かくうんどうりょう)=回転している物体の質量(しつりょう)×半径×速さ」で表されるので、質量が同じ場合は、回転半径と速さは反比例します。
たとえば、片足(かたあし)を伸(の)ばして回転させると速度が遅(おそ)くなります。フィギュアスケートのスピンを思い出してください。手を広げてゆっくり回り始めても、手を縮(ちぢ)めて体に寄(よ)せたとたん、速度が上がります。この場合、「回転の半径がカギ」ということになります。
※角運動量(かくうんどうりょう)とは、回転している物体の勢(いきお)いのことです。

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