サイエンスゲート

サイエンスゲートには、地球を1,000万分の1に縮小(しゅくしょう)して表わしたビッグアース<さわれる地球>があります。手で少し圧力(あつりょく)をかけると自在(じざい)に地球が動き出します。
地球上で発生している雲の様子や、熱帯低気圧(ていきあつ)(台風の子ども)が台風に変化していく経路(けいろ)や、渡(わた)り鳥の飛行経路(ひこうけいろ)などを地球レベルで学習することができます。

サイエンスゲート
ビッグアース<さわれる地球>をさわる時は、係員の指示(しじ)に従(したが)ってください。
[サイエンスゲート]
ビッグアース<さわれる地球>詳細資料
 

雲の発生について

空気中には、気温により含(ふく)むことができる水蒸気(すいじょうき)の量が決まっています。空気1㎥に最大限(さいだいげん)含むことができる水蒸気(すいじょうき)の量のことを「飽和水蒸気量(ほうわすいじょうきりょう)」といいます。この量を超(こ)えた分が水滴(すいてき)に変化します。
冬場、息が白くなるのは、外の空気が冷たいため、吐(は)いた息に含まれる水蒸気(すいじょうき)が外の空気の飽和水蒸気量(ほうわすいじょうきりょう)を超え、水滴に変化したものです。雲は、これと同じ現象(げんしょう)が空で起こったものです。
雲と霧(きり)の違(ちが)いは、発生している場所の違(ちが)いによるものです。上空で発生しているものを雲。それが地上に接(せっ)したものを霧(きり)といいます。霧(きり)の中を歩いていると体に水滴が付いてくるのはそのためです。

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