
小さなお客さん
2021年04月20日(火)
今日10時ごろに下阪本幼稚園の4歳児さん36名が、本校のグラウンドに遊びに来てくれました。先週5歳児さんが来てくれました際は私が出張だったので、子どもたちの姿を拝見できませんでしたが、今回は心待ちにしていました。園から中学校までは1本道ですが、行き帰りに1時間以上もかかると聞いて、先生方のご苦労は大抵ではないと感じました。
幼児さんは、まずグラウンドの広さに驚くとともに、思わず走り始めました。興味のあるものを見つけて、その場を離れずじっとしている子もいれば、仲間と一緒にタンポポを積んでいる子、見るものすべてが新鮮な感じだったのでしょう。目をキラキラさせていました。最後に注目を集めたのが、陸上の審判台を見つけ、5段ぐらいある階段を登り始めました。最初は多くの子どもたちが一斉に登り始めたので、当然渋滞が起こります。そのあと、降りる子と登る子が入れ替わりながら、うまく調整をしていきます。中には登ったけど降りるのが怖い子もおり、教員が手を貸していました。子どもたちの動きを見ながら、こうして社会性が身について行くのかと考えながら見ていました。
このような自然な幼稚園との連携は、子どもの育ちを縦のつながりで考えるきっかけとなり、今後も継続していきたいと思います。