
3年入試事前指導
2021年02月03日(水)
いよいよ明日から3年生は、県内私立高校入試に臨みます。来週行われる公立高校特色選抜・推薦選抜入試および県外私立入試に臨む生徒と一緒に事前指導が行われました。いつもなら一堂に会して行っていましたが、本年度は校内放送で行いました。私はあいにく出張でしたので、教頭先生から激励をしてもらいました。(私は今日話せないことがわかっていたので、昨日全校放送で3年生に向けて少し多めにお話ししました。)その後、担任の先生から細部にわたり説明を受け、最後に受験校ごとに分かれて、「合格切符」に書かれたスケジュールと注意事項を確認しました。今夜は、明日ベストが尽くせるように、ゆっくり寝てください。
昨日、私がお話しした全校放送の内容を掲載します。
「みなさん。おはようございます。本来でしたら、昨日放送する予定でしたが、1,2年生が実力テストということで、少し遠慮して今日放送することに決めました。
2月は1年中で最も日数が短く、「逃げる月」とも言われ、時の経つのが早いことの例えでよく使われます。つまり、1日1日を大切に過ごさなくては、あっと言う間に過ぎ去ってしまいます。
しかし、学校生活では3学期の中でも本当に大切な意味合いのある月なのです。まず、3年生は今週末から高等学校入試シーズンに突入していきます。まずは、4日、5日の県内私立高校の入試です。来週の8日には公立高校の特色選抜、推薦選抜の入試が行われます。そして、10日からは県外私立入試が始まります。1,2年生はまだわからないかもしれませんが、この2週間に入試の機会が3回以上もあるということです。実は、思いつきで受験できるのではなく、3年生は1番行きたい高校を決めて、その高校を受けるための作戦を2学期に担任の先生と相談してきました。このようによく考えて決めた受験プランに従い、今まで日々努力してきた成果を発揮するときが近づいてきました。今は体調管理に努め、万全の状態で試験に臨めるようにしましょう。そして、受験に出発するときか受験が終わったときに、これまで陰で支えていただいた家族に感謝の気持ちが伝えられるといいですね。みなさんの健闘を心から祈っています。
さて、2年生のみなさん。本年度は職場体験学習が実施できませんでしたが、職業調べを頑張ってやってくれました。廊下に掲示されているものを拝見して、細かいところまでよく調べられたと感心しました。どの仕事をとっても社会の役に立つものばかりで、将来の夢を重ねている人も多いのではないでしょうか。中学校の教師というものもあり、私たちの仕事を客観的に見ている生徒がいることを知り、あこがれの職業になるように頑張らねばと思いました。3年生になる準備をする大切な月になりますが、将来の職業をイメージしながら、卒業後の進路についても考えていきたいですね。
1年生のみなさん。あと2か月で新入生を迎え、先輩になります。一番下の学年は制約こそいろいろありますが、言われたことをしていればよいので楽な部分はたくさんあります。先輩となると、3年生に気を遣いながらも、何もわからない1年生に教える役目が回ってきます。今の自分の姿を見つめ直してみてください。先輩として1年生に尊敬される人になれていますか?しっかり教えてあげられる技や力を持てていますか?あと残されたこの期間に、「あんな先輩になりたい」と思われるような人をイメージして努力してみてください。きっと一回り大きく成長できるような気がします。
最後に、新型コロナウイルスの感染が学校においても報告されるようになってきました。今できることは、手洗い、マスクの着用、三密回避、規則正しい生活を送り免疫力のアップに努めることです。今一度、気を引き締めて感染防止に全校をあげて取り組みましょう。」

節分
2021年02月02日(火)
今日は節分です。節分は文字のとおり、「季節の分かれ目」です。つまり、冬から春に暦が変わる時なのです。(節分の次の日が「立春」ですね)ただ、今年ばかりは異変が。いつもなら節分は2月3日と決まっていますが、なんと今年だけ2月2日なんです。もうテレビ等で取り上げられているのでそのわけを知っている人も多いと思いますが、何と124年ぶりだとか。太陽の周りを地球は365日で1周しますが、厳密に言えば365.2422日だそうです。調整のために4年に一度「閏年(うるうどし)」を作って対応していますが、それでも少しずつズレが起こります。それを調整するために季節の変わり目を1日前倒ししたそうです。なにか神秘的なものを感じるのは私だけでしょうか。
今日は、恵方巻きを南南東に向かって笑顔でいただきたいですね。

2年生職業調べ
2021年02月01日(月)
今日、2年7組の教室の前廊下に、2学期に取り組んだ職業調べの新聞が掲示されていることに気づきました。本年度は新型コロナウイルスの影響で、例年多くの事業所でお世話になっている5日間の職場体験学習が中止となりました。ただ、中学校の教育課程には、キャリア教育を行うことが必須であり、それに変わる学習を考える必要があります。以前は進路学習というと、中学校卒業後の進路先を考えることが中心となり、もっと長いスパンで考えることが重視されました。キャリア教育は、将来の仕事のことも含めて、よりよく生きるためにしなくてはならないことを考える機会として、系統的に進めることが必要で、2年生の職業に関する学習はとても大切です。
掲示されている新聞には、いろいろな職業が紹介されており、どの仕事も社会に役立っており、職業への憧れがよく表れています。中には中学校教師というものもあり、思わず身が引き締まりました。多くの職業調べを参考にして、可能性を広げてもらいたいと思います。